小分けにして、miniDVビデオカメラのデーターをWindows11に取り込む記事を書いています。
今回は「CanonFV M30 デジタルビデオカメラ 本体の覚え書き・デジタルビデオカメラでできること」の記事。
ビデオカメラがそもそもどんな機種だったかのおさらいです。
DSC_7805

手っ取り早く自作マニュアルを読みたいのであれば
こちらをどうぞ (PDFファイル)

素人の私がネットからあれこれ集めた情報なので、参考の一つとまででお願いします。

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マニュアル手順に記事を更新します。 この記事は
CanonFV M30 デジタルビデオカメラ 本体の覚え書き
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FV M30付属品
  使用説明書
  デジタルビデオソフトウェア説明書
  コンパクトpowerアダプター CA-570
  バッテリーパック NB-2LH
  ワイヤレスリモコン WL-D85
  コイン型リチウム電池(リモコン用) CR2025
  レンズキャップ 紐 ショルダーストラップ
  ステレオビデオケーブル STV-250N
  USBケーブル IFC-300PCU
  SDカード MMC-16M
  ソフトウエア デジタルビデオソリューションディスク バージョン16
録画モードいろいろ
長時間録画モード
SPモード(標準)→1.5倍LPモード(長時間録画)
ズーム機能
光学14倍 デジタル280倍(カメラモードは56倍) ※デジタルズーム設定

再生いろいろ
早送り 巻き戻し再生 再生一時停止 逆方向再生 コマ送り再生 スロー再生 2倍速再生 8倍の早送り
日付サーチ(リモコン)録画開始ポイントを探す※1分以上必要 
エンドサーチ(本体ボタン)録画最後の位置に巻き戻し
ゼロセットメモリー(リモコン)あとで探したい位置を登録
端子について
横の後ろ側
  MIC マイク端子
  AV端子 映像・音声端子 入力と出力
  DV端子 入力と出力  ←IEEE1394 4pin
正面
  S-映像端子 入力と出力
  USB端子         ←USB Mini-B
バッテリーパックの時間
  NB-2LH 充電140分 撮影45分 再生115分
  NB-2L 充電125分 撮影35分 再生90分
  BP-2L12 充電220分 撮影80分 再生200分
  BP-2L14 充電260分 撮影100分 再生245分
別売りのチャージャー(CB-2LT)を使用すると、充電時間が90分 80分 150分 170分となる。
SDカードについて
動画の音声はモノラルになる
動画を記録するときは転送速度2MB/秒以上のメモリを使用。
XP機を使用の場合USBケーブルで転送する場合連続撮影時間を320×240は12分、160×120は35分以下に。
テープ撮影中・再生中にカードに静止画を撮ることが可能。高速連写も可能・
静止画像画質 スーパーファイン ファイン ノーマル
※1632×1224でスーパーファイン→512MBで350枚
画像サイズ 静止画 L(1632×1224) M(1280×960) S(640×480)
            録画  320(320×240) 160(160×120)
※320→512MBで32分 160→512MBで67分
静止画→JPEG 動画→MJPEG(もーしょんじぇーぺぐ)
付属は16MB 説明書には512MBと書かれているがMAXは不明

デジタルビデオカメラだからこそできること・特徴 
合成が可能
単にテープに録画しているわけでは無く、テープ動画を合成することが可能ではある(カードミックス機能)
アフレコ・音楽をあとから重ねる事ができる
テープには、通常は録画日、時間が登録されている

ビデオテープに録画できる事によるメリット
非常に高画質で、デジタル機能さえ使いこなせれば、あながち終わったビデオカメラというわけでもない。
光学14倍なので、遠くもカクカクにならず、近くでの撮影も細かいしCanonだけあってとてもきれい。
HDDビデカメに撮りだめして破損して台無しになることを考えると、miniDVへ個別に残して保管をした方が貴重な映像の大量紛失を防げる。PCのHDDが壊れた時のショックも軽くて済む。
データーはざっくりPCへ取り込むと30分1.5ギガを越える量で、HDDの最近のビデカメと変わらず、
逆にHDDビデカメで高画質で撮るとあっという間にPCの容量がMAXになってしまうので、趣味や子供の記録程度であれば画質を極端にきれいに録画をせずminiDVでも充分。

しかし本機には欠点が・・・ そして思うこと
唯一の欠点は、テープのヘッドの消耗。
bideo
↑ビデオヘッドクリーナーで直る事がある
きれいに映らないテープを一度早送り巻き戻しして再生したら大丈夫なことも

そして、このCanonビデカメには欠陥が多く、
3台中 1台は電源の接触不良(2022年中古購入)
      1台はDV端子の破損 (2014年中古購入)
      1台はヘッド破損→部品が外れる(2005年新品購入)
と、全て 違う部分の破損が起きていて、所有者の使い勝手に寄るかも知れませんが、これだけいろいろな部分が破損するというのはちょっと 故障しやすい機種なのかもしれない。といっても、もうすぐ20年も経過するわけですが。

そしてPCが進化しているとはいえ、回避策が無いということは、「思い出を残すビデオカメラ」として、だめなんじゃ無いの?と思う。
DV端子が使用不可能だったにせよ、USB端子があり、編集をこなす人はPCは絶対に持っているワケだから、何かしら更新ソフトを有料でも作るべきだったと思う。
もしくは、miniDV再生機を作り、PCやレコーダーにに取り込める端末を「手の届く2万程度」で良いと思うので作るべきだと思う。
PCを使いこなせない人もそういった本体でTVなどで動画を見ることができる。

デジタルビデオカメラで撮影された子どもたちがちょうど大人になる頃。結婚式などで使いたい事もあると思う。
せっかく撮った録画なので活かせればと思う。
過去の動画が使えないのであれば、今後ますますビデオカメラの需要は減るだろう。

今回、どうにかこうにか自分のWindows11で編集ができたが、もしもPCが不可だった場合はパナのiLink(アイリンク)対応のレコーダーを中古で買う予定でした。(リビングには使用できる物が1台ありますが、それもいつ壊れるかわからない状態です)

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↑ここまでがマニュアル

ぶっちゃけ、今の時代はスマホで撮影してすぐにインスタやYouTubeなど
アップロードしてしまうけれど、
過去に撮影した物ってかなり価値が高い物が多いと思うのです。

旅行先だったり、イベントだったり コロナや戦争で 温暖化なども含め
破壊された物は多く、皆さん かなり貴重な物をminiDVに残してすっかり忘れているって事
多いんじゃ無いかともう。

それらを、Youtubeにアップするだけでもけっこうな収益に発展する場合もありそうで、
過去の映像を掘り起こすって お金のためにも、自分の思い出の為にも 家族に残す思い出としても
大事なこと何じゃ無いかな とおもう。

何が悪いってIEEE1394インターフェースを無くしたMicrosoftより、
ビデオをたくさん撮らせて それで終わっている状況のカメラメーカーに問題が有りだと思う。
今、また使い捨てカメラや普通のカメラが流行りだしているように、
過去の物は良いものが多く、なんでも切ってしまえばいいとは思えない。

学校じゃプログラミング始めているけど、プログラミングよりも
PCを開けてメモリの増設を知るとか、
Windows98 XPあたりの機種を参考に PCはどんな風に成り立っているか(システムなど内面)を知るのが大事だと思う。それすら知らずに、プログラミングなんて習っても意味が無い。

というわけで、昔の機材とデーターは 実は宝の山。
壊れていても、とりあえず謎のコード1本でも保管はして置いた方がいい。
DSC_7859
↑セサミプレイス閉園の日。2006年の貴重映像がどんどん発掘されています。

中古

中古 Ilink端子があるので、手っ取り早くDVDにするのは楽。
参考




そして、XP機の中古を考えてみたのですが、

↑そこそこ速度がある物を選んだとしても、探したところIEEE1394ポートが付属している物が見当たらず、その場合外付けになる。すると、
最近売っているIEEE1394のスロット「PCI Express」が差し込めるか
最近のキャプチャソフトがXP機で動くか(まぁ無理だろう)
と、無理という結論に達しそうになったのですが、よく考えたらUSB2であれば使用できるはずなので、
古いXP機を購入して取り込みだけはXP機で、編集は最近のPCで行うのもありかもしれない。
前回の記事で、FVM30のおさらい記事を書きましたが、その中の
USBケーブルを使用してPCへ取り込む
XP USB2のみ
PCにCanon USB Videoドライバーをインストールする(基本的に自動)
再生モードで、「AV→DV」の設定を「切」にする。
USBケーブルを接続する
パソコンに取り込むためには、Windows Mobie Maker2(2.0.3312.0)が必要
※XPのバージョンが2.1以降ならついている可能性がある。無ければサポートが終わっているので無理。
の条件さえ整えば、可能かと思います。
つうか、こんなに必死であれこれ探すって 普通はしないよね・・・
できるかどうかもわからないのに。。。

意外と実家の屋根裏にXP機とか眠っているんじゃ無いかとも思われ、そういうのを探すのも良いかも。




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