前回、お風呂に内窓を作ったのが好評で、今回は寝室に内窓を作りました。

今回の記事は採寸ミスがあるので、作り方のみを参考にしサイズは参考にしないでください

2

前回の記事
#寒さ対策 #DIY #お風呂 の内窓を作りました。一瞬で6℃差の効果 作り方 

内窓というのは、既存の窓の内側に、もう一枚窓をつくり、空気の層を作り、外気をシャットアウトする窓です。

逆に夏は、暑い熱をシャットアウトし、冷房効果を上げる。

なのですが、我が家では冬の結露対策と、私の寝る真上が窓でして、風をふせぐのが目的です。(夏は外す予定)

というのも、我が家は元々2重窓・ペアガラスです。
ちょうど10年ほど前に流行り「結露が出ない」って事で売り出していましたが、
結露でまくりですから。うち以外でもほとんどの家でこの現象。2_1

↑早い話が、寝ている人数が多いとか、加湿器を使うとか、結露を発生する部屋。
外気との差がある部屋では、ペアガラスはほぼ意味なしでして、
上のようにカビだらけ。

夏にカビキラーで真っ白にしたにもです。

そして、びしょ濡れ・・・・。(朝の状態)

ぬれたのは1日で乾くけど、結局半分はカビになっているのでしょう。

そこで、内窓を作り、外気との差をなくすのです。

業者に頼んでも良いのですが価格が高いのと、取り外しができないと今度は掃除が大変なので、自分で作ろうと思います。

今回は、ガラスに当たる プラダン(ポリカ中空ボード)もネットで頼んだのですが・・・
私がサイズを間違えて注文をしてしまいました。
お風呂の窓よりもかなり大きい窓だった・・・2_2

今回はトステム規格で横1640×縦1170の窓です。
実際は若干異なる感じ。

パネルですが、結論から言うと、横幅が1640÷2で820必要なのですが、
横は910サイズしか該当しないっぽい。
縦が1170なので、1170×2が2340な為、
910×1800 もしくは 910×2100サイズを2枚買うしかありません。

前回は90×120窓だったので意外と安く済んだのですが、腰窓は予算1万円で足りるか微妙なところです。

パネルサイズを間違え分は、60×90を2枚ネット注文。
それをつなげて使用し、もう一枚は買いに行くことにしました。

今回枠類はセットを購入しました。
側面に当たる横フレームは1840で、高さが1170な為確実に足りないので、+1本です。

窓枠に当たるフレームは、1つの窓に付き20センチ足りない恐れがあるものの、私の窓枠の採寸が怪しいので、取り急ぎそのままで。

前回はサイズを確実にはかったのに、実際ゆがみが有り何度も削った経験から、今回はその都度カットしながら作ることにしました。

↓購入したフレーム・上レール・下レール・横レール2_3

↓前回は塩ビ用の糸鋸でカットしたのですが、時間と粉で汚れるのでジグソーで。
ジグソーは非常にキレイにカットできるのですが、ジグソー慣れしていない人は避けた方が無難です。
ジグソーは垂直に、バタバタさせないようにスムーズにカットすればキレイにカット可能です。
2_6

↓今回は、室内なので、若干水にも強い多目的テープを使用。
3センチ幅が理想です。
2_5

早速始めます。
2_4

↓まずは横レールを左右カットし、貼ります。
次に下レール・上レールです。
アドバイスするなら、右と左で同じサイズにカットしないこと。
ちゃんと右は右・左は左で採寸してからカットします。上下も同様。
2_7

↓上はこんな感じです。隙間見えますか?
3ミリほど短くカットしてしまったようです。気になると言えば気になるけど取り返しつきません。気になるのであればのちに白いビニールテープ貼って・もしくはシリコンでごまかしましょう。(笑)
2_8

↓1周終えたところ。ジグソーがあると早い。2_9

次にパネルの縦フレームのカットです。横は後回し。
レールの横フレームに合うようにカットするのですが、
公式では高さは-7ミリとなっています。
この7ミリが意味するのは、窓をはめるときに、1度上レールに当ててからはめますが、
7ミリが無ければ長すぎてはまらないのです。

縦フレームは全部で4本カットすることになりますが、全部カットせず先に1枚の窓を作ってしまいます。

パネルはまず、横の不要分をカットします。(自分で計算したサイズでOK)
こちらもジグソーで吸い込むようにカットできました。
2_10

↓取りあえず、フレーム縦・横をはめてみます。(まだ縦の不要分はカットしていません)
2_12

その後、パネルの縦の不要分をカットします。
(計算上よりも実際にカットしたフレーム基準の方が良いと思う)
パネル縦は 公式では-27ミリです。
下の様な端材をつくり、カットする位置を決定します。
だいたい縦パネルより1センチほど短くカットする感じです。2_13

パネルがカットできたら、L字にしかフレームがついていない状態で、窓のレールをうまく移動するかチェックして、

2本目(4本中の)の縦フレーム横フレームを、1本目に合わせてカットしてはめます。

1枚目の窓完成。

2枚目に入るのですが、1枚目の窓がレールの左右に動かしたときに枠位置にゆがみが無いか確認します。
万一左に窓があるときは問題ながないけれど、右に来たときは外れそうという場合は、1枚目の窓と同じサイズにせず若干長めに作ります。

↑私は専門家ではないので詳しく語れませんが、度重なる地震のせいなのか、意外とサイズにずれがあり、そのずれは若干の長さを変えるだけで意外と調整がきくので、短くカットする前に、少し長めにカットし、徐々にサイズを合わせた方が良いと思います。

2_15

↑今回は、窓枠にゆがみが無かったので、問題なしでした。

↓ですが、実は明らかに足りない長さのフレームで作ったため、横フレームが足りていません。
なので・・・
2_16

↓以前に作ったときの、あまりをカットしてはめました。
縦フレームでは強度的に問題がありそうですが、横フレームであればなんとか大丈夫そうです。
2_24

↓最後に取っ手をつけました。だいぶ使いやすさがちがうんですよ~2_22

↓ちなみにつぎはぎパネル。パネルジョイントという物も売っている。2_25

最後の最後に、両面の保護シートをはがしてくださいね。
必ず両面保護されているので、剥がし忘れに注意。

↓今回の端材
どのサイズの内窓を作っても、微妙な余り方をします。2_17

↓パネル端材
質がいい物なので取っておこうと思います。
2_18

↓今回のオリジナル便利グッズ
フレームのサイズ合わせにかなり重宝しました。
これからも内窓を作るのであれば、作ってみてください。1センチくらいのカットでOK。2_14

今回の内窓について。

作成の感想
前回1度作っているので、軽い気持ちで作ることができました。
いかに安く作ることが我が家の課題だったのですが、高さが900を越える窓はパネルを2枚使用しないといけないため、パネル1枚2300円くらいのところが4600円になってしまいます。けっこうなあまりを残して。その点がザンネンな感じ。900×120サイズがあれば問題が無いのですが。
作ること自体は、掃き出し窓では無いのでごまかしごまかしでどうにか作れたという感じです。

2_23

実際に内窓をつけてみて
3人が寝る寝室用。
今まで真下で寝ていたので窓を閉めていても冷気が直撃という感じでしたが、それが無くなりました。
お風呂でも実感しましたが、寒さ対策に関しては抜群です。

結露についてですが、ほぼ改善されず。
作成の内窓は全くぬれないのですが、元々のまどはやはりびしょ濡れ。
しかも窓の外が凍っているんです。朝の車のような感じ。

ここまで来ると、結露については拭くしか方法が無いのかもしれません。
結露シートつけてもぬれてカビるだけなので。

2_26

今年度はもう作る予定は無いのですが、
来年度は、他の窓にもつけようかと思います。

この部屋は夏は枠を残し、パネル窓を外す予定ですが、外した窓は、直射日光が強い部屋に、枠だけつけてこの窓を利用できないかな? と 思ったり。

活用法はいろいろあるので、手作り内窓、オススメです。

↓早く届くお店です。

↓こちらでは注文をしたことが無いのですが、パネルはこういった物を探します。
養成用を買わないように注意。

ジョイントです。↓無くても大丈夫。つけたらサイズがどんどん変更になってしまい大変かも。

↓私愛用のジグソー。破格で、安めなブランドであるけど大活躍しています。

 

ポチッとよろしく!